現在、市販されている掛け時計のほとんどは「クォーツ時計」になっていると思われます。
昭和初期頃に生産された掛け時計では、ゼンマイ式のものなどもありましたが、クォーツの技術によって正確な時計が安く購入することができるようになっています。

「クォーツ時計ってなに?」と考えると、とても難しそうな印象がありますが、クォーツは水晶のことを意味しています。
水晶は、外部から力を加えて変形させると電気が発生し、逆に、電気を流すと一定の周波数で振動を起こします。
占いなどで使用される水晶と同じものですが、電気を流した時の”振動”によって時刻が計算される仕組みになっています。

 

このクォーツの掛け時計はどれも同じように見えますが、なかには精度のより高い「ダブルクォーツ」が採用されているものもあり、その場合は、価格も高くなってしまいます。

 

通常のクォーツ時計の誤差は、月に10秒~30秒程度ですが、年に数秒程度の誤差のものもあり、高い技術のクォーツが使用されているものと考えられます。

 

したがって、見た目やデザインは同じようであっても、中身のクォーツにどのような技術が使用されているのかによって価格が異なるものです。
「見た目が同じだから安い方が良いね!」と単純には決められないのが、掛け時計選びの難しさになりますね。

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